地震対策Earthquake measures
地震が起きたら、なにが一番心配ですか?家族が無事でまた会えるかどうかでしょうか?
そのために、できることをまとめてみました。
1.不要家具等の処分
タンスなどよりも安全なのは、作り付けの家具で扉がロックできるものです。
2.地震の時安全な場所や部屋を作る(地震シェルター)
耐震ベッド、(下に潜り込めるものや上にバーのついた物まであり、耐加重2トン)や耐震テーブルから部屋全体工事や、小屋までいろいろな物が出ているのでご検討を。
3.家具等の固定・配置換え・落下防止
ホームセンターで固定器具が、百円ショップで滑り止めや転倒防止グッズが売っています。本当にいろいろな物が出ていますのでご検討を。
扉からの物の飛び出しや、タンスの引き出しの飛び出し防止の固定グッズは赤ちゃんケガ防止用でも売っています。
吊り下げ式の照明器具などは鎖などで補強しておきましょう。
4.ガラス飛散防止フィルムを貼る
窓ガラスや食器棚などに貼ることで破損した時の飛散を防げます。紫外線カットやキズ予防効果などイイ事も!
5.防炎のカーテンなどを選ぶ
地震による火災も想定して被害を軽くしましょう。防炎難燃というカーペットがあるので選べる時にはぜひ!
地震がおきたら
1.身の安全が最優先
どこにいても、身近な物で落下物から頭を守り、怪我をする危険の少ない場所をみつけ、頭を低くして、揺れがおさまるのを待ちます。
そのとき、どこにいるでしょう?予測ができません。まずは大きな揺れによって起こるケガから身を守ります。火等危険からは離れます。
2.逃げ道の確保・火災防止・消火・応急手当
避難経路を考え、余震にそなえつつ、二次災害を防ぎます。
停電した場合は暗くなります。室内では足の裏の怪我に注意しましょう。火が出た場合は、しっかり消火や防火につとめます。身近な人たちも大丈夫でしょうか?声をかけあい救出手当をします。
3.ラジオで情報収集・一時避難
電気が止まってしまったらラジオなどの情報から、避難するかどうかを判断します。建物から避難する時には、ブレーカーを落とし、ガスの元栓も閉めます。落ち着いて。もしケガもなく、余裕があれば救出・消火活動を。
『通電火災』一度止まった電気が復旧した時、電化製品に水がかかっていると火が出てしまいます。そこにガスがたまっていたら爆発も。通電火災防止のためにブレーカーは必ず落としましょう。ガスのメーター寄りの元栓も使っていなくても閉めます。
救出活動は24時間以内だと救出した後の生存率がとても高いそうなので、支援を待つより近場の人力が大事です。
結露の予防対策Dew condensation measures
そもそも結露が起きるとなぜ悪いのか?
結露の発生によりその部分が濡れると、衛生面と建物の場合は腐敗等の構造体へのダメージをあたえます。
結露によりその部分が濡れ、気づかずにその状態が長時間続くとカビなどの発生へとつながります。
カビが発生する原因
力ビの種みたいな物である胞子は、私たちが生活している空気の中に元々無数に存在しています。したがって力ビが発育できる条件さえ整えば力ビはどこにでも発生します。
カビの餌としては「酸素・水・栄養」と言われています。
この内、栄養は塵やホコリでも栄養になるため、酸素と共に空気中にどこでも存在します。つまり常に濡れている場所なら、どんな場所でも力ビが発生するということです。
カビはなぜ悪いか?
力ビ=有害ではなく、暮らしに役に立つ力ビもあります。結露によって発生する力ビの問題は美観の問題だけでなく
- 1. 力ビ臭
- 2. 力ビから発生する多量の胞子によるアレルギー
- 3. 力ビがダ二や他のバイ菌の温床となる
等の衛生的な問題が発生します。
力ビが発生した場所が建物の場合は、常に濡れた状態になる事で「腐朽菌」の発生や菌糸の影響による構造体へのダメージが考えられます。
内部結露では、外から見えない壁内部の構造体の腐敗や劣化が起こります。
結露を防ぐには?
結露を防ぐには、結露が起こりにくい条件にすることが大事です。
湿度を下げることによって、空気中の水蒸気が変わらなくても、結露しにくくなります。
湿度を下げる方法
一般家庭ではなるべく換気をしましょう。
エアコンの冷暖房なども強くしすぎて隣接する部屋等との温度差が大きくなると、壁の内部結露が起こりやすくなります。最近のエアコンでは温度を下げずに除湿する物もありますので、除湿等にも気を配りましょう。
湿った物を室内に置かない、お風呂場の戸を開けっ放しにしない。
天気のいい日は窓を開け換気しましょう。
住まいを長持ちさせるコツMaintenance point
1.定期的に点検を
私たちの健康診断と同じように、住宅についても「定期点検」が必要です。
問題を早期発見するためにも定期的な点検を。
*建物に合った「マイホーム維持管理ガイドライン集」を参考に点検すると確実です
*確実な点検実施のために、「新築時の図面」「仕様書」などを保管しておきましょう
*床下・小屋根・設備配管など普段目にする事がない部分の点検は専門家の目が確実です。点検もお気軽にご相談下さい
2.早めに修繕を
不具合があったら人間同様、早期治療がオススメ!
状態が悪化すると、莫大な費用もかかってしまいます。
*修繕のご依頼もお気軽にご相談下さい
3.記録を保存
住まいのカルテとして長く管理していく中で、とても大事な記録となります。
将来、住宅を売ることになった場合にも保管してきた記録は「住まいが適切に維持管理されてきた」証明となります。
*「点検・補修記録シー卜」に記入して保管しておくと安心です
お掃除の基本Cleaning
苦手な掃除も楽しくできるそんな掃除の基本をマスターしましょう!
1.計画を立てる
よくばって一度にあれもこれもやろうとすれば、誰だって嫌になってしまうかも。一日かけてもまだ終わらない、そんな無理な計画は立てないこと。まずお掃除を毎日する場所、週一回でいい場所、月一回念入りにする場所などに分けましょう。
そして、毎日のお掃除は10分~20分程度でいいから必ず実行しましょう。
自分の生活の中に習慣づけていくことが一番のポイントであるし、長続きするコツ。
掃除機がけなどは、動線を考えてから始めれば効率もアップ。
2.汚れがたまらない簡単なうちに
例えばガスレンジのふきこぼれ。放っておくとこびりついて落ちにくくなり、後始末が大変だった、と言うこともあるでしょう。家の中のホコリも時間がたつにつれ、頑固な汚れやシミになってしまいます。汚れがついたら手早く取り除きましょう。これを心がければ、お掃除は簡単にすみます。
もうひとつ大事なことが、落としたい汚れの種類と状況を知ること。どんな汚れで、どのような洗剤や道具を使えばいいかわかります。
3.部材・材質に合ったものをチェック
フローリングでも合板のフローリング、白木、ビニールなど材質はいろいろ。汚れたからといって適当な洗剤をつけて掃除しても、逆に傷んでしまうこともあります。
その材質や、部材にあったお掃除のしかたがあるのです。そんな失敗をしないためにも、材質(素材)のチェックはとっても大切なのです。
4.道具や洗剤の特長を知って、上手に使いこなす
楽にキレイにするために欠かせないのが、お掃除用品や洗剤類。汚れと材質に合わせて効果的に使うためには、取り扱い方を知るのが一番です。
どの製品を、どのような道具で使用すればいいのか。なんてことも、基礎知識さえあれば判断できます。わからないときは影響の少ない洗剤・道具から使い始め、汚れの落ちや材質の影響を見ながら、徐々に強力なものを試していきましょう。